「病院で親が逝去、自宅に帰してあげたいけれどマンション住まいでどうしたら良いものなのか」
「施設で看取り、実家にはもうだれもおらず、一度自分が住んでいるマンションで安置をしてあげたい」と
マンションでご遺体安置を考えている方のお困りごとを解決します
目次
お部屋の位置はどこに
お部屋は何階になるのか
マンションでの安置を考える際に大事なのは何階のお部屋に安置をするのか です
3階でしょうか?12階でしょうか?26階でしょうか?
共通して言える理想の環境としては
「エレベーターにストレッチャーを載せることができる」 という環境が望ましいです
この環境であれば
何十階でも問題なく安置が可能です
また、「普段は載せられないけど緊急時用にエレベーターの奥の扉が開くようになっている」
というエレベーターもあります
管理人さんが知っていると思いますのであらかじめ確認をしておきましょう。
最近のマンションとなるとほぼエレベーターにストレッチャーが載せられるようになっています
すこし話がそれますがかなり前に建てられた
介護施設ではエレベーターはあるけどストレッチャーを載せられないということもあります。
その際にはタンカで階段を下りていったり、タンカをギリギリまで縦に近づけて(頭をあげて足元を下げる)
エレベーターで下りたこともあります。
マンションに安置するメリット
住み慣れた部屋に戻ってくることができる
生前住んでいたお部屋に戻ることができます。戻りたいというご希望をお話されていたのであれば叶えて差し上げることができます。
いつでも対面することができる
時間の制約も無くいつでもお顔を見ることができ、お線香を上げることができます。
時間を大事にできる
斎場の霊安室に安置した場合、場所によっては面会ができない事も考えられます
自宅マンションに安置することで最期の時を有意義に過ごすことができます
安置料がかからない
霊安室を使わないので安置料がかからないで済みます
マンションに安置するデメリット
周りの方も知ることになる
同じ階の方に不幸があったことがわかります。あまり周りに知られたくない場合は避けたほうが良いのかもしれません。
急に弔問客が来る場合がある
訃報の知らせを受けた方が急に来られる可能性があります。
迷う場合はどっちが良いのか
「最期の時には住みなれた部屋に戻してあげられた」という想いが後々になって良い思い出に変わると思います。
「帰してあげたら良かった」と後悔にならないかどうかが見極めるポイントだと思います。
まとめ
マンションにご遺体安置をする場合は
- マンションのエレベーターはストレッチャーが通れるだけの広さがあるのか
- 緊急時用にエレベーターの奥の扉が開けられるようになっているのか
以上の事を管理人さんに確認しておくと安心です
エレベーターが使えない場合は階段を使います。
急遽だと人手が必要になることもあるため、事前に葬儀屋さんに確認しておくとお互いに安心です
自宅がマンションで帰してあげたい方は
「自宅マンションが○○市にあり、帰してあげたいのですが可能でしょうか?」と