自宅で親を看取った後にすべきこと

自宅で大切な方を看取った後にするべき事を説明します

医師から死亡診断書を受け取る

診断書を受け取り、記入ができる部分を記入していきます

書けない部分は葬儀屋さんが説明をしてくれますのでご安心ください

葬儀屋さんに連絡をする(早めでも構いません)

葬儀屋さんに連絡をするタイミングは早めでも問題ありません

お医者さんが来る前に一度連絡を入れておくとベストです

部屋を涼しくします

エアコンで冷房をかけます。推奨は18度です

お亡くなりになると、周りの温度に合わせて温度を保とうとする働きがあるためです
つまりお部屋の温度が暖かく、ドライアイスを当てていない状態が
長時間続くと体の内部から腐敗が急速に進んでいきます。

葬儀屋さんがドライアイスを持ってくるまで時間がある場合は
極力、お腹と首の部分にアイスノンを当てておきましょう
お部屋の窓から日が入ってくる場合は、カーテンや戸を閉めて
日差しが入るのを防ぎます。こちらの理由もお部屋の温度を上げないためです
最初の対応が非常に大事です。

介護ベッドを利用している場合、無理にベッドから下ろして
別の布団に移動しなくても大丈夫です
枕、敷布団、掛け布団の用意があれば問題ありません
ご自宅でお看取りされた時点でおそらく揃っていると思いますので
特別に改めて準備する必要もありません
柄が入っていても問題ありません

だいたいの葬儀屋さんがシーツと上からかける白い布を持ってきますので
柄が入った掛け布団でも見えなくなります。
枕の色や柄が気になる場合は白いタオルを巻くなどの対応をします。

枕飾りの準備を行います

枕飾りとは枕元でお線香を上げるための飾りのことです
仏壇にあるものを使いたいという方もいらっしゃいますが
基本的には白い瀬戸物で香炉(お線香をたてるもの)や燭台(ロウソクを支える台)を準備します
新しい仏様でまっさらという意味や、49日までの仮のものという意味で新しく白いものを使用します
葬儀屋さんが持ってきてくれますのでご安心ください。
準備が整ったらお線香をあげます
基本的にお線香は一本です
諸説ありますが、故人様が仏の世界に向かう途中で道に迷うことのないように(一本道で)という意味です
大事なことは「故人様の無事を願う」ことです

お線香をあげ終わったら
葬儀の打ち合わせを進めていきます

ご逝去の知らせについてですが、急いで知らせる方を除くと
打ち合わせが終わった段階で親戚関係に連絡でも良いと思います

まとめ

今回は自宅で看取った後に行う事をまとめました

①葬儀屋さんに連絡すること
②部屋を涼しくすること
③連絡を取るべき親戚に連絡をすること

慌ててしまうのは仕方のないことです

事前に知っているかどうかで冷静に対応を取ることができます

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